ソーシャルメディアが登場した頃、それがマーケティングにとってあたかも‟神器”かのように取り扱われることに違和感を覚えました。本稿はその時に感じた違和感を原動力に取り組んできた一連の研究に基づき、実務的な示唆へと発展させたものです。それが正しいのか否か、まだ答えはありませんが、議論の端緒となれば幸甚です。
最後に、研究にご協力くださいました、孤独と闘いながらも日々奮闘されている企業公式アカウントの「中の人」たちに敬意を表し、ひとりでも共に歩める広告人が生まれることを願って、謝辞と代えさせていただきます。