「こうしたらよい」、「これが当たり前」という世の中の共通認識がコロナによって崩れ、
私たちは今までの当たり前や判断ではなく、自分自身の「選択」をしっかりと持たないといけなくなった。
しかし最近の私たちは、テクノロジーによってパーソナライズされた情報にしか出会わないことが多い。
すでにテクノロジーによって“選択”された情報だけでは、自分たちが色んな情報に触れ、
そこから自分自身の「選択」をすることは難しい。
そんな世の中で、広告はどういう存在であるべきなのか。
広告は自分自身の「選択」を見つけるためのヒントを与える存在であるべきだと思う。
広告によって、多様な情報に出会い、新たな発見や気づきを得られることが、
自分自身の「選択」を持つためのヒントや判断材料になると私は考えている。
広告が興味の外側にある情報に出会わせてくれて、新たな発見や気づきを与えてくれることが、
自分にとって何が大事なのかという価値基準を決める材料となり、
自分自身の最善の「選択」を持つヒントをくれる。