FRESH EYE

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株式会社TOW
体験デザイン本部 プランナー

横井 ゆき

「どんな時代でも、正直でキュートな仕事は強い」

 

コロナになって、これからコミュニケーションの仕事はどう変わるんだろう、私は何を頑張らないといけないのだろう…といったことを考えました。そして気付いたのですが、コロナになる前から同じ疑問をずっと考えていました。

 

広告の仕事をはじめてもう7年。答えが一つではない仕事ゆえに、「どうしたらもっといい仕事ができるのだろう…」という言葉が常に頭の中にありました。

 

さて、その「もっといい仕事」の正体って何なのでしょうね…? 思えば、入社した頃は大型のイベントが花型で、そこからバズムービーブームがきて、POPUP SHOPブーム、インフルエンサーブーム…そしてコロナ禍でのオンライン施策やDX。

 

7年の中でも目まぐるしく、世間目線でも業界目線でも、評価される「いい仕事」が変わっていった体感があります。

 

何が「いい仕事」かが、1年単位などすごい速さで変わっていくと思ったときに、何を「いい仕事」として目指したらいいのか?

 

コロナになって改めていろいろ考えてみた時に、以前に、とあるストラテジックプランナーの方に教えていただいた言葉を思い出しました。
「戦略について」を少人数で話してもらう場で言われたパンチラインだったのですが…

 

「自分自身が心をつかまれる、実際に動いちゃう、という誰かの企みに『ひっかかる』という体験をたくさんする。ひっかかり上手な人が、仕掛け上手な人になれるよ」といった内容でした。(正確な言葉は違ったかもしれません…)

 

「いい仕事」は時代によって変わってしまうので、今の世間の空気、文脈に敏感になりながら、最後は本当に自分の心が動いたときの感覚を信じて、えいやと勇気を出して決めることが大切なのだと、自分に言い聞かせています。

 

つい先日、広告の神様と呼ばれている小田桐さんと、会社の先輩が、喋り役となって、clubhouseでいろいろなことを話してくれる機会がありました。

 

そのときに、正確な言葉は忘れてしまったのですが…「(みんな)褒められたくて仕事をしているんだと思いますよ」というようなことを言われており、「あっ…私はこれだ…」と、「言い当てられた…!」と思いました。

 

自分の仕事で世の中の人が動いて、クライアントの人が喜んでくれて、それがもちろん1番嬉しいのですが、その結果、自分が褒めてもらえることが、正直すごく嬉しいです。

 

コロナ禍で、仕事がまた大きく変わっていく中で、「褒められたいから仕事をしている」というような正直な感覚から逃げずに、キュートないい仕事を目指していきます。

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