社団法人 日本広告業協会(理事長 髙嶋達佳・(株)電通 取締役会長)主催による2011年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞は、2月22日に本協会クリエイティブ委員会による審査会を行い、3月14日開催の第263回理事会において受賞者を承認、決定した。
同賞は、社団法人 日本広告業協会の会員社の中で2011年に最も優れたクリエイティブワークを行ったクリエイター個人を表彰するもので、1989年設立以来、今年で23回目を迎える。
2011年は、会員各社の選考を経てノミネートされた35名22社のクリエイターから、別紙の通りクリエイター・オブ・ザ・イヤー1名、メダリスト5名が選ばれた。
本年は、イベントやソーシャルメディアを駆使した新しいコミュニケーション手法が目立ったのと同時に、東日本大震災からの復興の一助となるクリエイティブワークも多く見られた。
クリエイター・オブ・ザ・イヤーを受賞した正親氏は、「九州新幹線全線開業キャンペーン」について、コアアイデアの段階から中心的な役割を果たし、広告コミュニケーションが送り手からのものだけでなく、受け手との”共振”によって、より大きな力を生んでいくものであるということを、改めて証明してみせたことが評価された。
表彰式は、5月31日に開催される平成24年度定時総会記念式典にて行う。また、同時にJAAAレポート臨時増刊号『2011年クリエイターズ・オブ・ザ・イヤー特集』を発行し、受賞者並びにノミネートを広く紹介する。
2011年クリエイター・オブ・ザ・イヤー賞 受賞者一覧
(敬称略・順不同・役職は応募時点)
2011 CREATOR OF THE YEAR 1名
正親 篤 (おおぎ あつし)
(株)電 通 第3クリエーティブ局・CDC兼務 アートディレクター
2011 CREATOR OF THE YEAR MEDALIST 5名
佐々木 康晴 (ささき やすはる)
(株)電 通 グローバル・ソリューション・センター クリエーティブディレクター
塩崎 秀彦 (しおざき ひでひこ)
(株)博報堂 第一クリエイティブ局 シニアクリエイティブディレクター
野添 剛士 (のぞえ たけし)
(株)博報堂 エンゲージメントクリエイティブ局 クリエイティブディレクター
佐藤 カズー (さとう かずー)
(株)TBWA\HAKUHODO クリエイティブディレクター/プランナー
左 俊幸 (ひだり としゆき)
(株)電通九州 クリエーティブディレクション局 クリエーティブディレクション2部コピーライター/CMプランナー