「JAAAは、激変する広告業界を支え、業界をリードするエンジンとなる」

業界課題への対応力・解決力を強化し、次世代を見据えた魅力的な業界作りを目指す

 

新年度を迎えたJAAAは、広告業界を取り巻く環境変化に対応し、広告業界がこれからもずっと「魅力ある場所」であるために、上記のビジョンを掲げ、2018年度を新たなスタートイヤーとして活動を進めてまいります。

従来の協会内外のネットワークに留まらず、異業種も含めた様々な企業・個人をオープンリソースとして位置付け、会員社の人材育成や人材確保、新たなコミュニケーション開発など、業界のイノベーションに貢献していきます。

また、広告会社間・業界間での新しい協働体制を作り、業界共通の課題や指標の提案、広告の魅力を世の中にPRする施策等を通じて、変革の時代を迎えた広告会社と広告業界のために、その中核組織として新たなチャレンジを始めます。

新たに強化すべき「3つの柱」

1)業界全体の課題を集約し、解決するための体制づくり

広告会社が協力して解決にあたるために、JAAAが中心となって業界内の協働スキームを作ります。また広告業にかかわる他団体とも一緒になって広告業界全体を考え、変革していくための協働体制を築くことにもチャレンジします。

⇒推進のために「横断プロジェクト」を設置し、情報共有と課題発見・解決にあたります。

2)人材育成の新たな仕組みづくり

広告業界の次世代を支える若者を採用・育成し業界を活性化するために、新人セミナーに続く若手育成セミナーの実施、異業種との連携によるセミナーや学生に向けた業界アピールの施策など、対応策を企画検討し、実行していきます。

⇒「教育セミナー委員会」を改称・機能拡大し、「人材育成委員会」として新たにスタートします。

3)デジタルへの対応強化、次世代データマーケティングへの対応

進化するデジタル・トランスフォーメーションへの対応として、デジタル領域への本格対応を進めます。傘下の各小委員会等で横断的な活動を行い、JAAやJIAA等の関係団体とも連携して、活動を活性化させていきます。

⇒メディア委員会傘下に「デジタル戦略プロジェクト(仮称)」を発足させ、課題に取り組みます。

 

今後も継続して、強化していくべき領域

・「働き方改革」のさらなる推進

今期も、業界全体での働き方改革の課題と施策を共有し、各領域・業界団体における「新しい働き方」のための活動を拡大・推進していきます。

・メディアビジネスの活性化

「既存メディア価値の再構築」を積極的に進めることに加え、「次世代のメディア価値創造」をテーマに、メディアビジネスの活性化を推進します。

・クリエイティブの強化

広告クリエイティブの魅力・素晴らしさを広く世の中にアピールし、業界の発展と成長を支える柱としての活動を推進します。

・PR戦略の再構築

広告のPR・広告業界のPR・JAAAのPR、というそれぞれの視点で広報PRの在り方を検討し、魅力ある広告業界作りのために、必要な情報を発信するための「PR戦略」スキームを再構築します。

 

広告会社が広告主や媒体社、そして生活者のパートナーであり続けるために。

JAAAは広告会社をサポートし、リードする役割となることを目指します。

会員社の皆様、関係各位の皆様のご支援ご協力をよろしくお願いいたします。